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鏡の向こう側

2010年07月10日 03:33


身が震え

凍える夜


こころ打ち崩れ

 

暗闇に

深淵を眺める





鮮血が広がりゆく様は

さながら毒りんご





はじめは滲んだように見えた

絵が


くしゃりとゆがみ




ガラスの向こう側の

薄く冷酷な唇は

せせら笑いを浮かべる





鏡を割れば

わが身は傷つき



見えないふりをしても

視線が 針と突き刺さる







あれは

世界の全てを

駆り立て、

たかり、

むしゃぶりつくす


飽くことなき魂


煩悩と

感情がはじけ







恨み

嫉妬

無関心

憎悪



何かをすれば、みかへりを求め


恥を知ることのない


閉じ込められた魂たちの


傲岸へ届く

レクイエムが



耳を覆うあなたにも


聞こえてくるはず



閉じ込められ

賤しめられた魂のうめきが





世界は

終わってしまう






崩壊する


予兆は


絶えどなく




未来への破片は 


見つかるはずもなく





多くの恐れと

身を切るような悔恨



そして


鏡についた 手の跡。




内側から付いた それは


拭い取ることはできず




血ぬられた 私が見つめる先には

あなたの 悲しい かお








呪いの歌を聞きたければ


屋敷の鏡の前に立つといい。


鏡の向こう側の亡霊たちは


あなたを待っている。

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