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暁の風景

2010年07月08日 03:27


文字が踊り

目が泳ぎ


音が調子外れに聞こえ始める夜は



何かに突き動かされたような衝動に駆られ


持っている物を床へ叩きつけたくなる。




夜のしじまに

さんざめく 気配  



バンシーの叫びは闇を切り裂き


耳をふさぎながら走る私を追い立てる。




暗い気持は明るさで埋め込み


むなしさは仮面でおおわれ



白い闇が虚ろに体をむしばむ。





膿んだ心の果てでは



言葉はもはや意味をなさず




世界は回り続け


私は崩れていく






毛穴から虫が這い出し


友の姿は霞み


日常が壊れゆく




裏切りと、情熱の交差


憐れみと干渉の跋扈




きらきらとした


甘い誘惑と


静寂に満ち溢れた


暗い陶酔に



心ときめかせ






身を任せたいと

切に願う




叶わぬ願いは


夜のしじまに


きえ


やがて


朝が来る




ひやりと包まれた傷口は


いつしか麻痺し


ただの感傷となりゆき





きがつけば


流れ去りゆく時の中で



枯れ果てていく





持ち主から見放された

砂漠の果ての

抜けがらが



不毛な大地を飾る

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