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待ち人

2014年10月05日 02:58

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苔むした灯籠の先にその森はある

参道脇の石垣に腰かけて薄暗い森を眺めていると

ポカリと浮かぶ日差しの輪が見えて、思わず足を踏入れた

せわしげに雀の群れが横切って行くのを横目に、じんわりとした暖かさに浸っていると

つつつ、と流れた雲のひだから伸びていた橋の向こう側の扉が急に開いて、待ちわびた姿が現れた

じつと見上げている僕に気づいた君の、形の良い唇は晩秋の空を彩って艶めき

きつね色に焼けてしまった僕のハートはすっかり露になってしまった

高くて届かない美しい人よ

どうか少しの間、降りて来てはくれないだろうか?

僕は錦を敷いて君を待っているから。



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