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2010年06月29日 03:12


ぬばたまの闇に

ひそむは

我か

獣か



青白く光る刃が

ひどくおぞましく見える夜





血の宴には



ずくりと

肉を食む音


ぐしゃりと


骨がつぶれてゆく音






気がつけば


累々と横たわる屍たち




それらは、


己が殺した






人は人を殺すのではなく

自らの一部を殺していく



刺された傷も


刺してきた相手も


まるで


鏡のように 自らを照らす


灯り





見続ければ


そのあまりの醜さに


心は

膿み

血をにじませ


やがて腐り落ちてしまうだろう







影達が踊る 夕暮れ時には



忘れられた

過去の亡霊が泣く声が

こだまする



目を凝らせば


刃だけが

闇を滑り


冴え冴えと光る


真冬の月の様に 


暗闇に浮かぶ

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