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梨花の誓い

2014年01月29日 01:34

 
たまゆらり

見てど 待てど  たゆたえど

夜毎の君の手枕の 温もり返る溜め息よ


頬染めて 梨花の下 誓う言葉の儚さを

愛しく満たす朝の歌


流れる髪をとかす櫛 絹の囁き秘めて翔ぶ

鴛鴦冬を越しにけり

 
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日出づる

2014年01月26日 11:28

さらさ流れる白浜の 砂食む音は波間へと

還す波の裏側に 行くよ小さな子供たち


渦巻き潮流波に乗れ 遥かな海原果ての果て



赤く燃え立つ太陽が 仲間のもとに見えし時

照す土こそ我が祖国



和らぎ奏でる葦とよと 水が織り成す紋様が

岩や千歳に重なりて 忍べる心を慈しむ

 

ある夜には

2014年01月16日 00:25

カモミールの香りが時を刻み

くたびれたタオルケットと 柔らかい毛布にくるまって

カップが冷める頃に訪れる 満ち足りた気持ち

暖かくなった背中に寄り添う様に

まあるく冬の夜が過ぎて行くよ

お休みなさい

貴婦人

2014年01月14日 01:11

残雪 白く北の国

谷間を南に渡る君

青き裾を翻し

揺れる心が目に沁みる



寄せ木細工の温もりと

君が薫りの切なさに

待ちける人へ届けよと

走らす筆の黒き筋


陽気さ湛えたゴンドラと

旅立ち見守る瞳には 

茜落ちて 夕闇に

来る日の焔揺らめいて



月が登って銀の街

君を探して幾星霜

水面に映る約束を

すくって飲むよ金の杯



    

福音

2014年01月09日 03:47

 

命が揺れて 響く音と

映るは 木々と花々よ

息吹芳し 金の星

いつしか還る 君の魂

生かされてある歓びの

希望の梢 遥かなり

 

約束

2014年01月01日 05:20

青い夜には 風の音

残った影が揺らめいて

僕の頬を撫でると

紅は暖かく 白い喉を染め

瞳は 花を抱えた貴方を映し出すでしょう


昨日は彼方へ行き 

季節が巡るまで

打ち捨てられた石を拾いながら

遠眼鏡越しに月を眺めると明日が来る


積雪の果てに 芳しく緑が萌え 

涼やかに沈む太陽と共に

海が隆起し星が生まれ

鳥たちといつか渡るでしょう

貴方と私の間には何もなくなって

一滴の渦となる

遠い約束







 
 
 



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