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内なるほのお

2010年09月30日 17:27


かげろひで 身を包み

ほむらの影より 立ち出でし

彼の君 魅入る

我が瞳


紅蓮がわが身 うち焦がし

たとえ この世を去ろうとも

忘れがたきは 

恋の味


破滅の黒い 杯を

飲み交わして 交われば


情恋の滝へと落ちてゆく


くるくる回り コマとなり


あなたの手の上 回ってる。
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希望の灯り -ともしび-

2010年09月29日 17:26


薄紫の 曙の

朝日上がれど

ほの暗く


紅のもみじの葉

胸のボタンに差し込めば

ゆらゆら揺れて 

秋風誘う



明日のわが身憐れめど

なお 求めん

希望の灯

かたちなくとも

2010年09月29日 17:25


透き通る声で

カナリアが鳴く


僕は 高く澄んだ空を 胸に吸い込み

偉大なる先人に思いを馳せる


形が無い想いは

とこしえに 受け継がれ

人を潤し


彼の地へと旅立つ時に

花を添える

人間て・・・

2010年09月28日 17:20


自分の弱さが身にしみると

他の人の弱さも

そして

すばらしさも

今までより ずっと

わかるものなんだなぁ・・・

冬支度

2010年09月28日 17:19


気だるさけむる午後の日差しに

目を細め


秋の訪れの音に耳を澄ます


あなたは冬が来る前に去って行った


残された私は

冬支度中



巣に籠ったとて 

独り寝さびし

秋の夜

挽歌

2010年09月27日 17:19


透き通る悲しみは

涙を手繰り寄せ


こぼれおちた雫で 

首飾りを作ろうとすると


白い手は 震えて

真珠は逃げてゆくよ



海には人魚姫が居て

夜がな ハープを弾き

歌う



ルララ

ルル・・・





海人はこれを聴き

眠りにつき


朝が来くると

海鳥が起こす



夜の間の涙の染みは

シーツの波に洗われ


衣魚が跳ねると

白い裾から

太陽がほほ笑む

残滓

2010年09月27日 17:18


夏の名残りが

その腕で

季節の終わりを抱きしめると



砕け散った破片が


風を呼び


新しい季節が訪れる

約束

2010年09月26日 17:17


染み一つない 青の

その先の

遠い昔の記憶

たゆたえば


君との約束

入った宝箱


開けば 泣きそうな

君の顔


白い花添えて

立ち去ると


笑みが さんさんと

降り注ぐ


秋晴れの空

メートル

2010年09月26日 17:16


離れるのは 寄り添い続けたいから



寄りかかることと 

寄り添うことが


同じでないのを 身をもって知ると


距離を取り始める



腹六分目の人付き合い




放置と過干渉の狭間に

関心と無関心の間に

それはある

秋空

2010年09月25日 17:16


雲が去り

雨上がりの空


天高く


秋のおとずれ 告げる 声

あまだれ

2010年09月24日 17:15


灰色から

ひそやかに

雫が垂れると


黒いまつげが しどとに濡れ

涙を落とす


甘やかな 痛みと共に

かすかな芳醇が ぬくもりを伝え


彼の人は 地に還り いつか 海を越え

やがて 天から舞い降りる

銀のさかな

2010年09月24日 17:14


流れる雲を

虫取り網ですくってみると

雲に隠れて 銀の魚が入ってた


キラキラ光るうろこが眩しくて

思わず手を離すと


つるんと雲の海に見えなくなった

レッテル

2010年09月23日 17:14


めんどくさい事を

馬鹿らしいと 決めつけないで

楽しいって 決めつけてみる


あの子 馬鹿みたいを


あのこ 楽しそうって言ってみる



目をそらしてると


楽しいこと 見過ごしちゃうから。

人生の無駄

2010年09月23日 17:13


あなたとか わたしとか

きみとか ぼくなんて

どうでもいい


生きてる匂い



かすかな 気配が

存在のあかし




コビタッテ

スガッタッテ



無いものは ないのだから


創ってゆく





創ったモノを

壊したくなるのは コドモ



創りなおしは きかない モノでも


壊れた欠片が役に立つ事もある

にんぎょひめ

2010年09月22日 17:12


トンネル突き抜け

山を越え

はるかかなたを見渡して

ちっぽけなその身を

海へ突き落すと


泡になった君が僕を迎えに来て

ぼくらは天に還る

鳥のうた

2010年09月22日 17:11


あまりる るらら


あまりる るらら


あまりる るらら




金木犀のしふぉん


まどろむ 午後に



秋風が運ぶ 鳥のうた


耳朶をくすぐり 眠れない




おしゃべりな子は


母さんに


舌を切られて べそをかく






歌えない小鳥は要らないと


籠から出され


飛び立てば


家の窓辺で待ちぼうけ



どの子も悲し

どの子もかわい


あの子どうしよ


捕まえよ



2010年09月21日 17:09


悲しみや 喜びなど

無かったかのように

取りすました顔で

暮らしている君よ



叩いて壊そうとしても

駄々をこね 拒んでも



石橋は

人を試すためにではなく

渡る為に在るのだ



渡りながら

下を見て

流れの美しさに目を止めれば



過去は天に上がり

未来は手の中に



君は在る

世界の中心に

あゆみ

2010年09月21日 17:07


悲しみは荒野を走り

常世の幸せを願ってやまない人々を

打ちのめす


貧しき心の 悲しみの歌には 

誰も耳を傾けず


わが身憐れむ姿を

見つめることはない


天を仰げば 己を知り

地を眺むれば 人を知り


愚かな人の子の 足跡は

続いてゆく

いのちの リズム

2010年09月20日 17:06

守られた地に

わけ入り

大木を抱え

耳をあてる


とくとく とくとく


自分の鼓動と 

命のリズムが 重なって


しっとりとした樹皮に

ぬくもりを感じ


呼吸が合わさると

空から

君が見える


愚かな 僕らの行為など

何事もなかったかのように

木々は立っている

あの日

2010年09月20日 17:05


からっぽの頭に薄日が差し

僕は 転げないよう

よく足元を見て 

前へ進み


軸を探す



木々は悲しみと怒りを湛え

水はすべてを洗い流し

常世の苦しみを

来世へも運ぶ




現実を 

忘れ


けして 遭いまみれる事のない

遥かなる日々に思いを馳せると


積み重なった歴史の影が

僕を包み

圧倒的な 力で 過去は

時を支配する




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