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雨の森

2010年08月31日 16:10


心の奥


霧に閉ざされた

森に棲む




日の差さない

下生えをかきわけ


葉に滴る

水滴を飲み


巨木の下

動かない生き物たちと

雨宿り




日が射すのは

別の森



ここは

雨の森



今日も 濡れた体震わせ

奥へ進む
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白ウサギ

2010年08月31日 16:10


朝の徒競走

いちにのさん!


white rabbit 飛び出して

一目散にかけてゆく



Aliceは

小さな尻尾を見つけては

駆け寄るけれど

追いつけず


どっちつかずの 鬼ごっこ


チクタク チクタク


針が進むよ


次の鬼は誰?


勇者を決めるは 己自身

秋の恵み

2010年08月30日 16:09

出会い雲 引き合い

秋の空


心のさざ波 耳すませ


研ぎ澄まされた音探す



森の小道を抜けた時


開けたる 景色の美しさ


たゆたい うつろう 影の中


森は 

その身を まかせ


みなに 豊かな恵みを 与えたもう



御恵み受けし

この身体



温かな翼を広げ

時を馳せ 

久遠の中へ 至れり






※この文は上記の音楽を聴いて書き記した即興詩です。(作曲家の了承済み)

彼方へ・・・

2010年08月30日 16:08

見つめる瞳は

張りつめて


動かぬ手足が

泡立つ



苦しみを忘れ去っても

そこにある真実が

この胸を打ち砕く



この世の

節理 と

推し量ることのできない 真理は


神々の墓標に眠る



悲しみに燃え

みじめさに打ちひしがれ

悔しさに身を焦がしても



出会いと別れ

永久の時間の中

みな 巡りゆき

やがて 還る


その腕の中へ




※この詩は、上記の音楽を聴き書き記した即興詩です。(作曲者の了承済み)

螺旋

2010年08月28日 16:07


悲しみが薄れる時

人が選びとるもの


本当は悲しいまま

しぶしぶと 選ばされる人

代わりを求めて選ぶ人



けれど 何も あなたの 代わりになんて

なれないし


何しても あの日々がもどる わけじゃない



寄り添って 嘆くなんて 簡単だけど

力強く 生きる 力

持って生まれた こと 信じて


進むの





きらきら

螺旋描いて


今日がまた 始まる

百鬼夜行

2010年08月28日 16:06


悲しみが蝕み

狂気が支配する



夜に



1人

憎しみのダンスを踊る

真っ赤に焼けた靴で




観客達は皆鬼で



踊り終われば 


私は餌食





自らを葬り去った

後には

ただ

血の跡だけが

残る






お願い

どうか忘れないで




過去の亡霊は

口々にそう言うだろう


自ら消えるものを

誰が覚えると言うの?






肉体は朽ち果て

記憶が薄れても

私の魂は あなたを刻み続ける。



私の欠片達は

また私を見つける

何度でも。





だから 私は言わない。


ただ、地に還るの。



そして

あなたを見つけるわ

何度でも。

自分だけ

2010年08月27日 16:06


さざ波の向こうに

あなた隠れて


私一人ぼっちになった



あの日




何も告げず なぜ

いってしまったの

あなた



あれから


私の左は 虚ろとなって

私を呑み込んだの




そして 暗闇の中で

1人

思い出す




涙なんか出ない


何も感じなくなるまで


ずっと そのままで いるの


毎夜






気がつけば

あなたのいない世界は

動き出して




私だけ

あの日のあの時のまま




探しても無駄なのに

虚ろの目は 空をさまよい

やがて 力なく 閉じ



ため息が私をくるみ


朝がやって来る

熱砂王国

2010年08月26日 16:04



砂の上を

素足であるく



じゃりじゃりと

毛穴まで

熱く焼けた砂が入り込み



白い足は みるみる間に 

赤く染まる・・・・




残された足跡は

よろめきながら

岬へと向かい


そっと風が

跡を消して・・





灯台守りは

昼の来訪者を

もてなすだろう



ねぎらわれて憩う午後




漁師の掛け声と

イルカのジャンプ





海に集まる人々は

みな

解放され


歌い始める



る、らら

る、らら




歌声響けば


海鳥のダンス



子供らは歓声をあげ

パラソルの下の恋人は

よりそうよ


短かった夏の王国


儚い蜃気楼

逢瀬

2010年08月25日 16:03


眠りの糸は

金糸 銀糸


一針一針

縫うごとに


夢があふれて

染めてゆく


甘い歌声聞かせれば

ほどよく揺れて

腕の中


たゆたい うごめく夢の端


しっかり結んで

捕まえて


今夜も 

また あなたと逢えますように

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真夜中のサーカス

2010年08月24日 16:02

しふぉんの薄闇

猫の目ひかり


うごめく影が

ダンスをすれば


眠りに落ちた街が

動き出す



誰も知らないカーニバル

真夜中のサーカス団




まだ起きてる子はいるかい?


一緒に写真を撮ろうか




苦しみの表情をよく見せて

かわいい叫び声をあげて

楽しませておくれ



我らは

真夜中に生きる者


誰も見てはならぬ




我らが女王が

ほほ笑む その日まで

サーカスは周るよ




今夜も

また

銀の霧とともに



どこかの街に

どこかの国に

残暑

2010年08月23日 16:01


胸一杯に

吸い込む


夏の終わりの

お日様の匂い




立ち枯れのひまわり

風の中には秋の気配



終わりかけの季節が

私を誘う



最後まで味わって





そっと覘けば

時の破片

幾重にも 



瀟洒なレースに手を伸ばし

かけらを拾いて

眺めれば


思い出映るよ


ひと夏の


あの子の思い出

キラキラと


わたしの思い出

くるくると

少女

2010年08月22日 16:00

時の狭間に落ちた鏡が

薄明かりの中で

ぴかりと光って


あの子が 生まれたの



私があの子

あの子が私



二人は1人

かごめかごめ

籠の鳥




望みの物を手に入れるまで


二人の競争はつづく

鎮魂歌

2010年08月21日 15:56


悲しみの墓標が

集う街がある



今日も1つ

さ迷える魂が 街に来たれり




思いをたち切れず

この世に残りし者たちよ



風の音を聞け




魂を解き放ち

安寧の眠りにつくがいい



思いを込めた生前を思い出し

家人の幸せを祈れ



残された我々が

大地にしっかりと根付き

たくましく生活する

生きざまをみよ




また 逢おう

愛しい人よ



思い出は過ぎ去り

肉体は老いるとも


あなたと過ごした時は

盗むことが出来ない

唯一わが身の財産になりぬ




経験や感動

ただそれだけが

わが身の道しるべ

成長のあかし



墓標に

映し出される過去が

たとえその身を苛むとて



何度でも 生まれ変わり


また 出逢うだろう




ぬばたまの夜に

漆黒のカーテンを打ち下ろせ


狂った星々よ

我を照らせ





硝煙にまみれ

血塗られた過去を捨て

悔恨の重りを外し

周りを見渡すと


そこには

懐かしい顔




街を出て

天に昇った魂は




五色の雲

かぐわしき風に吹かれる 七色の花

妙なる調べに癒されて



緑の丘の上に建つ

白い家にて


見守られながら

安らかな眠りにつく


再び 生まれ出ずる

その日を夢見ながら

羽音

2010年08月20日 15:55

夜は

あっけなく幕切れとなり

余韻に浸ることも許されず

私は引き戻される



一日の始まりは

くらりと回る 頭を振って

昨夜を引きずり

フェアリーを撫でる事から始まる



震える手で

撫でるから

わたしは ときどき 

彼らを取りこぼしてしまう


と すると

こぼれおちた 土が

ひやりと 私を包み


慰めの言葉と

やさしい 羽音が聴こえる





なんど

取りこぼしても

また

手に入れるまで


待っていてくれるから



ゆっくりと

時を進めて

彼らと 共に

時が満ちるまで

私も待っていよう


何度でも

白月

2010年08月19日 15:54

ひやりとした風で目が覚めて



つややかな緑に 白い花が咲いた朝



金色の雲ありて



夜は引き





いつの間にか朝が来る



真白な月はそのままに

秋ノ空

2010年08月18日 15:52


金色小麦に 秋の空


とんぼが飛んで

目を回す


私は

草笛吹いて 軽やかに

道を下りて


白い足も まろやかに

地をたたいて踊り出す


あの人恋しや 十五夜よ

いざよい 月の 力を借りて


一目逢いたし 百参り



恋の宝珠は誰のもの



願いがもし 叶ったら


この身を天へ捧げよう

散華

2010年08月17日 15:52


戦火の爪痕 鮮やかに

国破れて 

散華する


誇り高き 戦士眠る 

その大地

いつしか荒れ果て


山となる


幼子来たりて

花を 手向ければ


想いの火をともす その時を

待つ魂よ 今どこぞ

晩夏

2010年08月16日 15:50


夏の終わりに咲く花は

秋の訪れ

誘うよ



サンタナは 

乾いた大地に 吹きすさび


恵みの雨待つ

大地に高く 舞い上がる




雲を突き抜け 

空の果て

夏の終わりを知らしめん
 


夏の残り香 嗅いだ時

そっと手折れば

ころんと丸いドロップに



ポケット入れて

秋を呼ぼう



月夜 コスモス 紅葉狩り

秋の夜長の楽しさを

愛でる この身の儚さよ

ひめゆり

2010年08月15日 21:52


その昔

南の島では


ひめゆりが散った




悲しき墓標と共に

受け継がれる物語



理性を杖に

歩こう



急激な変化は誰も望んでいない



ゆるやかでいい




1人1人が 

互いに認め合い

支えあい

受け入れよう




貧困と差別

戦争と略奪

永遠になくなるその時まで


あきらめず

一歩一歩

恋人たち

2010年08月14日 15:50


夢のゆくへ

どこへ行く?


ゆらゆらゆれて 胸の中


貴方に惹かれ 集う虫

一匹残らず握りしめ

虫たちみんな 缶の中

出る事知らず、缶の中





本当の自分だった

わたしは いつだって

あなたと一緒


だって、パートナーだから

説明はいらないでしょう?

だから もうこんな事はやめて

愛し合いましょう





本当の自分だったって?

そんなもの 自分だってわかりゃしない

君が誰かも もう忘れてしまいたい

ああ どうか 僕をこの重圧から解き放ってくれ





誰もあなたに重荷を負わせないわ

私が居るもの

あなたは 自分の好きなことをやればいい

それが私の答え





みなが責任を押し付けてくる

押し寄せる波間に 敵意の欠片が弾けて

僕の記憶を混乱させる

ああ

逃げ出したい それが僕の答え





悲しい愛の結末は

擦れ違い




見ようとも聞こうともしない人たちは


つぶやく石になり

やがて 砂に還る




砂塵が吹く夜


恋に泣く者が居たら 気をつけるがいい

彼らにさらわれてしまうから




とらわれた心を そっと

解き放ち

自らを取り戻せ




感性を磨き 愛し合い

美しくも残酷な恋物語




恋におぼれた 若者を


そっと月夜だけが 見つめてる






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