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夜明け

2010年06月30日 03:13


闇の中で

ほのかに輝く

嘆きの刃の上を

やはらかな素足で渡る



一歩一歩




ガラス玉を抱きながら



バランスを崩せば

奈落に

失敗すれば

刃の上に

赤い血がしたたるだろう






ひんやりと冷たい

刃を

やわらかな皮膚で


しっとりと踏みしめ



前をみつめ


ぬくもりを取り戻した玉を


渡しに


ひたすら


すすむ





悲しみは 雨と降り



笑顔は 草花を潤す



晴れやかな顔が それらを照らし


ここちよい疲れは


夕暮れの闇にひそみ


眠りに就く頃


残った思い出は


星になる

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2010年06月29日 03:12


ぬばたまの闇に

ひそむは

我か

獣か



青白く光る刃が

ひどくおぞましく見える夜





血の宴には



ずくりと

肉を食む音


ぐしゃりと


骨がつぶれてゆく音






気がつけば


累々と横たわる屍たち




それらは、


己が殺した






人は人を殺すのではなく

自らの一部を殺していく



刺された傷も


刺してきた相手も


まるで


鏡のように 自らを照らす


灯り





見続ければ


そのあまりの醜さに


心は

膿み

血をにじませ


やがて腐り落ちてしまうだろう







影達が踊る 夕暮れ時には



忘れられた

過去の亡霊が泣く声が

こだまする



目を凝らせば


刃だけが

闇を滑り


冴え冴えと光る


真冬の月の様に 


暗闇に浮かぶ

夜明け

2010年06月28日 03:09

まんじりともせず夜が明けた朝

人は何思ふ




良人の寝息は

暖かく


胸の虚ろを満たす




虚ろは


時を馳せ



彼方へと還る




夜明けの音と共に


1日の始まりが告げられ



満たされた日々が




寂しげに

また包みこむのだろふ




仮面の向こう側には

水辺と、鳥達。




泣きべその


彼の人。



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