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別れ

2016年10月14日 18:23

秋の空高く虹が立ち
見送る輩達と指を指す

まるで…何でもないように話す姿に

懐かしさと哀しさが入れ混じって
もどかしく喉を突く

けれど
まだ納めどころを見付けられずにいる

何でもなくなったのではなく
何でもないようにしか話せないのだ
まだ


子供の頃から解っていた

私はいつだってそうだ
自分の事で すぐ
いっぱいいっぱいで

自分以外の人の
優しさとか
強さとか
さみしさとか

ぜんぜん…
本当にいつも気付けなくて
くやしくて
情けなくて…

どうしたら
どこに居たらいいのかも解らなくて
心細くて

気が付くと 恥ずかしくなってしまう


深く読むことは
真っ暗な水底に潜っていくのにも似ている

答えは真っ暗な水底にしかなく
進めば進む程
次の答えは更に深い所でしか見つからなくなる


だから お願いです

解らないまま ただ進むよりも
どうか 私を
常に喜び、絶えず祈り、全ての事に感謝し
み心にかなう者としてください

そして

いつかはるか彼方まで行く人間に
皆のいる世界に
もう一度
戻りたいから

これからの話をしましょう



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朝顔

2016年07月21日 01:45

私は夜 深い悲しみの中で死に耐え
歓喜の朝に産み落とされる

閉ざされた黒い種の中から
怯まずに蔓を天へ伸ばし
その先に赤や紫色の美しい花を咲かせて

夕べに萎み
闇に落ちて
種子を妊む

来る朝ごとに
約束を果たすため

私達は
生まれてきた目的に染めあげた
鮮やかな花を天へと咲かせ

命の謳歌を歌いあげて
主へ捧げるのだ

今朝も
明日も
命の樹から実が落ちるその時まで



願い事は

2016年05月15日 20:57

本当になれたのかな?
心の声に素直になっていたら

ここまで迷わず来たけれど
もう何も解らなくなった

正しいとか間違っているとか
善いこととか悪いことなんて

私がちゃんと気がついていたら
夢じゃなくて
こんな現実じゃなくて

なれてたのかな?
本当の自分に

そうしたら
どうなっていたの?


一人で出来ることなんて
小さいことかもしれない

二人ならどうなの?

あなたとなら
魔法が解けても
一緒に居られるのかな?

そうなの…?

星の泉

2016年04月19日 14:21

月揺れて 星こぼれ
水面をすくうと光あり

雫空へ放てば弧を描き
月の上へと戻りけり

自由と自立の歌声

2016年01月06日 22:38

ある日 ある時 ある人の
一言が僕を変えた

それらは そっと僕を離れてしまい
今は季節の亡骸の様

けれど僕の胸にはずっと、灯火が点っている


大人は信用出来ないと憎み、牙を剥いて尖っていた時に

怒りや、不信にまみれていた僕らを受け入れてくれた人よ

人としての有り様を教え、自ら立つように導いてくれた人よ

全てを捨てて放浪していた頃に、温かい飯を喰わせてくれた人よ


それは

大人と世の中の不正ばかりを睨みつけていた僕らの目を、自分自身に向けさせてくれた

重なりあう出会いの内に、いつのまにか自分の愚かさや卑小さを認められるようになった

明るさがいつしか戻り、前を向く事も出来る様になった


生きることの哀しみの闇はあり、闇は心を縁取って真実を語る

だから

見つめ続けなければ消えてしまう灯火を消さないように
僕らは、心が乾いたら手にとって本を読み、言葉を紡ぐのだ

そして受け継がれる灯火を、生き生きと点し続ける

あなたへと伝える為に


祈り

2015年12月13日 15:41

ビロードの凍空に広がる流星よ
かつての覇者に祈りを届けよ

四方に煌めきを放ち
流れ落ちる空の闇の濃さと
高く澄み渡った空と合わさって
僕達の希望が明日を告げるまで

高く澄み渡った空の下
草原は今日も地平線をたたえ
舞台を備えている

柔かな微笑みが 黒い瞳に映る時
想いを馳せた彼方より、願わくば、君来たらんことを
我請い願う

去り行く秋

2015年11月01日 04:12

秋の空は高く 澄んだ風は冷たい

枝先に揺れる月の端が

中天に瞬き 屋根に灯ると

そっと猫が鳴く


生は静まりながら とうとうと脈を打ち

書き終えた手紙には冷えた筆が寄り添って 君の帰りを待っている


再び巡り会う夜

燃ゆる想いを 僕は捧ぐ

昇華された全てが紡ぐのは

願わくば微笑みであって欲しい



心の故郷

2015年09月29日 07:21

気がつけば 道を間違えて家に帰れない

どうすればいい?

誰か連れていってくれないか

故郷の田舎道に

周りの景色が変わりすぎて、ここがどこかも分からないのさ



話を聞いてくれる友も居ない

何か欠けたままで

大切な物も見失って

一体どうやって戻れっていうんだ?

記憶もおぼろげな故郷に

愚か者だと笑う者も居ないだろう…



もしあの村に帰れたら

要らない物は全部捨てて

代わりに昔の夢を思い出すんだ


燃えてしまった橋の向こうには別の国

もう渡れやしない



故郷に帰りたい

道が分かればとっくに帰っているのに

そうしたら

しばらく休んで次に打つ手を何か考えられるだろう


誰にでも故郷はあるのさ


だから道を教えておくれよ

かつて育ったあの場所への


さあ故郷へ帰ろう

懐かしさと、希望の溢れる場所へ



詠み人知らず

2015年09月14日 03:17

銀の馬走り 金の鈴鳴る…チリン

地平の向こうに 碧い月揺れて

木々は幹を反らせて 星屑を拾う

ピカリピカリ光り合う 枝の狭間に

何が宿るかお楽しみ


悩む貴方に幸来たれ

想い報われ成就して 自由な翼 羽ばたいた


波間に踊る哀しみや 昔の恋の 欠片達

小さな粒に相成って 溢れる想い 鳴らし合う







希望の丘へ

2015年06月21日 02:41

僕は目の前に広がる美しい仮想であなたの手に掛かるより
たどり着けるかは分からないこの道行く

重なりあった想い出も
繋がりあった仲間達も
親密さの挾間にある遠慮とぎこちなささえ
今は懐かしい過去へと誘うけれど

僕らはこの広くなった世界を見渡して
すくりと立つのだ
志を軸に

おもねりも、ぎらぎらした嫉妬や欲望の波立つ皮もいらない


僕らは、笑顔や愛や思いやりを存分に吸い込み、美しく肥え肥る

そうして、優雅さの中で深く深く希望を感じたいのだ

恋文

2015年06月01日 02:37

言葉を紡ぐ船を出し
文字の波間に揺れてみる

覗く瞳が瞬いて
暖かな海に滲む色が映り込み
指の間に愛おしくつづれた
あなたの言葉が溢れだす

緑の額

2015年06月01日 02:31

ままならぬ世に
ままならぬ体と

伏せた筈の気持ちが伸び縮み
土の臭いと草の香りが雨伝いに広がる午後

夏の風鈴ならし
君振り返る


行き遅れた春

2015年04月14日 01:10

雨の下ささら降る
青が流れ落ちて
君の爪先を染めてゆく

あなたが染めたのは
わたし

もう一度あの日が戻るなら
花を見に行けるのに

染まりきらない私達が駄々をこねて、遅れた言葉をつまはじきにする

どくいり、きけん

2015年03月09日 01:25

それは世の終わりまで君を追うかもしれない

行く手を阻むもの全てが災いとなって

静寂の中には痛んだ記憶が居座ってるの

美しさの残ったその瞳を塗りつぶしても、残るのは白濁した生の性だけで

透明な皮肉へ突きつけた別れの言葉を、時と共に突き落とすと気だるげに鐘が鳴り渡る

ゴーンゴーン

さよならを告げに

2015年01月04日 04:29




一筋の光が空に差し、風が合図する

別れの時が来たのだ

粉雪が疲れはてた僕らを白く染め上げるが、道は呼び続けている

さあ先に進もう
最後の旅路を
家に還るのだと

雪解けは輝く河となって海へと流れ、雲の上には星が瞬いている

冬の朝にも
夜の闇にも
丘を登り、失った王国を越えて


風が止んだある朝、ついに僕は家路にたどり着くのだ

優しい小川のせせらぎを聞き
あの懐かしい庭を抜け
ドアを開けよう


想い出は胸にしまい、口を閉ざしても、あの旅と仲間はいつも共にある

僕はきっと語りはしないだろう
友の眼の炎を
熱き血潮の燃える剣の音を
皆で歩いてきたこの旅路の事を

悲しみの時は過ぎて
輝きを失った愛は移ろい
傷はふさがり
時が来たら

白銀の中へ出掛けよう

僕らは多くの場所で過ごす
山の中で、時に森で休みながら…

夜の始まりを告げに
辿ってきた道をゆく

最後の別れを伝える為に…



星宿り

2014年12月29日 02:08

人々は神の頂きを巡り、祈りを重ね
山の上から天空の河が、こぼれる星を宿して君を運ぶのが見える

夜のとばりの向こうには、漆黒の海が星をたたえ、月は高く光を注ぎ込む

大河の水は天の恵み
別世界への扉へと続く道

星々は天を巡り、やがてここへと降りてくるもの

流れはいくつにも別れ、色を変えて高みへと続いてゆき、ついに渡りの時が来ると、大地と宇宙は渾然となり一体となる

高き水は今も光を運び続け、星の生まれる海へと、道しるべを失って立ち尽くす僕達を導いている

天の栄え 地の平和

2014年12月24日 00:00


赤星の導き行く手に示したる

永久の栄えとみ恵みの豊かなりきは伝えども

今宵 御子の平和があまねく来ませり

欠け方

2014年12月21日 21:14

心をどこに置こう?

貴方の行方に向ければ、注がれない愛が錐になって、私を悲しく貫く事でしょう

自分に向ければ、欲望と後悔の感情にはまって動けず、きっと心を取られてしまう

どこにも置かなければ、それは隅々まで行き渡り、必要な時に現れ、私達を助け、全てを叶えてくれるのでしょうか


思案と分別の狭間の思考回路

正しさと偏りの道のりよ

どこにもやるまいと、毎日を戦う私を引き留めるもの…


木魚

2014年11月15日 21:46

ぽくぽくぽく
坊さん叩けば腹のなか
たんまり貯まった煩悩を
あぶくになって吐き出すよ

責めも苦も
生も死も
揺るぎない人の営みよ

命の焦点当てたなら
内なる光見つかった

砕けた星達

2014年11月11日 14:55

人にはなぜ、求めるものばかりがあるのか?

その人は問う

風が舞い、黒い衣ははたはたと音を立て

空を見つめた視線には悲しみの色が差している


ひとりにしてくれ
と、その人は言った

自分の驕りや痛み、悲しみや怒りが消えてしまうまで…一人で居たいと。

ふいに心に響く声を感じ


昔のままの目の光と荒々しい気配が混じりあい、遠い夢を追い始めた
再開の秋



平等

2014年11月09日 05:54

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鎖がこすれ 木が軋み
世界の終わりの音が聞こえる

もうすぐ最後の船が出るだろう
進水式が始まる前に
丘を越えて急いで海へ向かう

この町を出て成功して
平凡じゃない人生を送る
その権利は自分にもあるはず
そう思っていた

でも結局 みな同じ運命なのだ

席の取り合いをしても
切符が買えなくても

王族も 死刑囚も
キリスト教徒も イスラム教徒も・・・
 

出発の鐘は鳴り 帆が上がって 
船は海へと向かうのだ


ロープはほどかれた

そして…港から 世界の終わりに間に合うように 最後の船が出る


三文字

2014年11月09日 05:36

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あなた

どんなことを成し遂げ
どんな地位に居たとしても

あなた

どこでどんな人生を紡いできたのか
そんなこと関係なくて

あなた

何を思い 何をしてくれたのか
ずっと覚えているわ
忘れない

あなたが生まれ
私も生きている
遠くに居ても
あなた・・・・




待ち人

2014年10月05日 02:58

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苔むした灯籠の先にその森はある

参道脇の石垣に腰かけて薄暗い森を眺めていると

ポカリと浮かぶ日差しの輪が見えて、思わず足を踏入れた

せわしげに雀の群れが横切って行くのを横目に、じんわりとした暖かさに浸っていると

つつつ、と流れた雲のひだから伸びていた橋の向こう側の扉が急に開いて、待ちわびた姿が現れた

じつと見上げている僕に気づいた君の、形の良い唇は晩秋の空を彩って艶めき

きつね色に焼けてしまった僕のハートはすっかり露になってしまった

高くて届かない美しい人よ

どうか少しの間、降りて来てはくれないだろうか?

僕は錦を敷いて君を待っているから。



里の恋

2014年10月05日 02:43

揺れる心と穂の先に

蜩鳴きて暮れなずみ

貫く義等ありもせで

君の貌ば忍ばるる

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歌の翼

2014年09月23日 14:42



歌に翼があるのなら 今すぐ向かえよかの地へと

切り立つ想いの冷々と そびえる峰の向こう側

過ちの淵の黒々と 長き髪を染め上げて 映る月夜の愛しさよ

音羽に乗った柔肌が 一人夜長の我を知る

歌に翼があるのなら 今すぐ向かえ 貴方へと

吐息のもらす切なさが 受けるこの身を絡めとる

秋風運ぶは宵の鐘 君が背中にぶつかれば
 
悟りし貴方が見出だすは

恐れる事の哀しさと 夢見る事の楽しさよ。



右手の歌

2014年09月14日 00:33

優しき伴侶を従えて

熟れた果実を迎える

夏の末

それは巨匠のアトリエに潜む

影の様だ


受け継いだモノは

小指から伝って

母の思い出に辿り着く


幹に絡み付いた藤の蔦と

その花房の重たさ

熊蜂の羽音


弾けたさやの中に揃った

艶やかな西瓜模様の種達


舞い上がった先に

老いてなお 真剣な眼差しが

背に 横に 前に

交錯し

継承と創造の両輪となって並木道を巡っている



君を別つもの

2014年08月12日 01:37

なぜ自分は生き、君が死んだのか?
なにが二人の生死を分けたのかを、知りたかった…

運だとか、巡り合わせだとか、言葉ではいくらでも言える

しかし、言葉では無いもので、知りたいと思った

どうすれば、知ることができるのか

死の淵に立ってみるのか?

…もしそこに落ちたら、分けるものがなにか、知った瞬間に死んでいるだろう

生きたままで知る事は難しい…



死は友だ。

人は産まれた時より、それに向かって歩いてゆくからだ。

しかし、それだけでは、君が死んだ事の理由にはならないではないか。

動かぬまま、座り込んでいる所へと、薄闇が周囲を覆いはじめて、自分の気持ちまで薄暗くなるのを感じる…


何が生死を分けるのか
それを見てみたい。


それをただ、見ようとすることは、愚かな事だと思う

人はたやすく死ぬし、また、なかなか死なないものだ

ただ、「時」が来るのだった

人は死にたくても死ねないが、「時」が来てしまえば死ねる

誰もがその「時」を持っているのだ

殺す事とは、「時」を告げる鐘のようなもので
時が来ていない限りは、いくら打っても鳴りはしない

人の人生の幕を閉じるということは、時に従うだけなのだろう

人が持つ「時」は、もしかしたら一つではないのかもしれない…

凌ぎきれば、次の時が来るまで死なず
次を凌げば、更に次が来る

「時」を伸ばす事も可能な力を、人は持っているのだ

時を凌ぎきる力。

しかしいつかその「時」は来る。

ただ、それだけが分かった。


戦で死ぬのではなく、むなしく死んでゆく

背徳に耐えながら…

そこへ古い友人が思い立って訪ねてくる。

その甘美で、かすかにときめくような気持ち。

死を背負い、手を汚し
明るい方へ歩きながら

私は待っているだろう…
君に向かうその日まで。




天孤

2014年07月26日 02:30



どの町にも
どの土地にも
不満が澱となって
吹き溜まっている
それは人の目に、仕草に、見て取れた

垂れ込めた空から
何かが舞い堕ちてくる


気がつけば、幼い頃から一人だった

教えるものも誰もいなかった

そんな別れの積み重ねのような人生にも、出逢はあった…

それが縁と言うものだった

こんなことをやっていられるか。

昔から、そう思っていた

気がつけば 己の弱さと向き合っていた


自分とは何か?

人の世のありよう、国のありよう

正しく生きるとはなんなのか?

命じられた通り働けば良いのか

戦うのか

それぞれに戦う意味はなにかと、考えるべき時代になっているのではないだろうか

立ち尽くし、向き合ったまま
声を上げる

それは叫びに近かった

逃げることは考えなかった

貴方には、考えている事が手に取る様にわかってしまう。
自分の全てが。

わからなくなった。

心に痛かった一言と
耳元の呻きが感情を逆立て
遠い呻きは、心の底に響きわたる


痛みを、率直に痛みとして感じようとしない自分が、どこか悲しかった。

獣ではない、人の形を
自分は持っているのだった。

SPARK

2014年07月13日 00:01



僕らは
鮮やかに激しく スパークした

散り際に見えた風景が
さざめきながら迫って
波紋の向こうに君が見える

出逢いは過去となり
今ここにある喜びに
魂が震えると

繋いだ指の先に点る暖かさが
路となって先を照らしてゆく


君へ

2014年07月05日 00:27



枯葉の様に頼りなかった言葉たちが虚しく散り急ぐ

君は去るのか
別れは人の世の常だと

地は鎮まり絶え 禍事に砕け
衆の名は地に堕ちて
老いた親も今は居ない

恩を報いたいと願っても すでにこの身の置き場はなく
ただ 生きている

別れであり
出立である

込めているのは意味ではなく思いだった…

別れ
それさえも遠い事のような気がする…

生きた
切ないほど激しく生き
これからも生き続けるだろう…


共に生きた事があることだけを今は喜ぼう

再び出会う、ほんの少し先まで

遥か彼方より出づる時

目を閉じればその時は来る



無明

2014年07月04日 00:22




大地を感じ
空には星がある

風は吹いても
乾いた音を立てるだけ

月があって
光が途切れる事なく続き

揺れる草々に倒れ込み
ただ天を見る

気づくと
星が砂粒をばらまいたようになった

民はおおらかで
どこまでも大地は静かだ

やがて夜は水も凍るような季節が南へ民を連れ去ると

木は氷をまとい、きらきらと光を放つようになる

原野は色を失って、焚き火の色だけがあざやかに映るのだ

そして天が割れ
突き刺さってくる衝撃に
身動きがとれない冬が来る

空に一編の雲が流れる時
風はただ哀しみを運び
訪れた絶望が果てしなく
私を押し包む

くだけ散る魂の行方を
星達は知ることもないだろう…


抗い死ぬこと

2014年07月02日 23:32



理不尽さが覆い尽くした大路で
這うように近付いてきて、横たわる

父の顔、妻の声、娘の叫び
そんなものだけがうかんできた

信じたから、自分は今、ここにいる
この激情、この慟哭は、信じているからではないのか?

考えてもわかるはずのない事だった

今、自分が生きている事が不思議で、生き続けたいとも思わない
憎悪に似ているが、絶望のようでもあり、そのどちらでも無いような気もした

ただ、活きたこの躰を使って何かを成し遂げたい
自分の中のこういう思いをそうして叩き潰したい

復讐よりもっと強く、重いものが、その正体さえ分からずに自分の中にはあるのだ…


北の暮らし

2014年07月01日 01:29

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短い夏 夜の戸外で過ごす時

闇が深く
その中に一つだけ焚火がある

そこで一人おまえに語り掛けるのが好きだった

そこでは命は自分のものだった

他の何とも較べることができない命だ

小屋の明かりを外からそっと眺める

それは人を恋する思いがあるという事なのだろうか

ただ、夏の夜にそれを眺めて過ごす自分がいた

小屋を作り 甕を作り
作物を蓄える
狩りは冬の前でいい

生きるための財産が増えてゆくこと

財産は贅沢をするためのものではない

無駄な贅沢を知らなくても
豊かに暮らしてゆけるのだ

日々の暮らしを愉しみ
その事に労力をいとわない
一人きりの生きやすい人生

煩わしい事が何もないからだ

そこではただ、天を大地を畏怖して、人に気を遣わず

全てが静かで
全てが平穏だった…




草原を夢見て

2014年05月18日 09:23

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天を仰ぐと 月はなく
無数の星が出ていた

死してなお、人はあの大地を思うのか?

人は、どれ程激しく生きようといなくなる
たとえ身分が高かろうといなくなる
偉業をなした者もいなくなる
女や子供もいなくなる

他の者はただそれをじっと見つめ
そうしていずれみんないなくなる

死してなお、あの地を思う。

生きることも、食べることも
交わることも、死ぬことも
みな命の営みの中の平等な歓びだ

子供の頃 草の上に横たわり 
ひたすら流れる星を数えていた
月や星は、この大地からどれ程離れているのか
とりとめなく友と話した

流星が去った闇にも 新たな光は生まれる
星の元に交差する運命を
君は知っていたのだろうか?

砂が風に舞い全身を打ってくる

繰り返し波打つものを何も感じなくなり
やがて世界が静まり返ると
砂も空もくるりと色を失い

くっきりとした月が、ただ天にあった

緑に寄せて

2014年05月08日 22:28

万緑を 揺らす乙女や 風任せ
日に透ける 三つ編みのレース眩し


春すぎて 夏に向けての ダイエット
萌え出づるのは 緑も恋も!

うらやましい 伸びる緑の衣替え
わが頭には 揺れる芽(毛)もなし


新緑の 下で出会う カタツムリ
見て距離縮め 若葉たち(私達)



ノック

2014年05月07日 00:00




道を外れた羊にも

やさしい迎えを送り出す

主の慰めと御恵みは

心のドアを叩きます


トントン

あなたは開く?

トントン

今日もまた

優しく叩く音がする



人は言うけど

2014年05月06日 00:00




今この時

これが人生?


絶好調の昨日 転落の今

でも次にはきっとまた立ち上がる

立ち上がっても私の前に立ちはだかる人もいるけど


人生には浮き沈みがつきもの

それが人生?

試す価値が無いと思ったら

次にまた賭けてみる


打ちひしがれても

そのたびに顔を上げて

滑稽に見えるかもしれないけど

笑って次に進む


夢の前 その前にも

あなたにも 私にも

眠れない夜にも


頂点もどん底も とことん味わい尽くして

時には一休みもしてね

それでも人生

それも人生

それが真実だから

(ほんと?)

Only once again is

2014年05月05日 02:14


見えないふりしても 見えている

背を向けても 追われてる

プレッシャーの中で 僕たちは生き続ける

それは構わず押しつぶしてくる

でも きっと明日はよくなるはず


ここから出してと

溢れ出た叫ぶ気持ち

ひたすら悩み続けて負けそうになる

自分に


心は焼かれて 仕事を失い 

家族はバラバラ

路上には あふれる人達


仲間たちが

ボロボロになった愛を見出して

なぜだ?と問いかけてくる


だけど

もう一度だけ チャンスが欲しい

だから今度こそ 信じてみよう


愛だけが 僕らをつなぐ

愛だけが 変える力なのだから


格好悪くても

プレッシャーの中でも

自分らしく生きていく



世界の姿を知りたい?

それは恐ろしい事

勝利なんて そこにはないかもしれない


ほら、ツキは一度転がると

とことん悪くなる

どうかここから出してくれ 


一体どこへだ? と狂喜が笑う


だけど

もう一度だけ 思いやりを見出して

だから もう一度だけ やり直そう


愛は 夜の淵に立つ人を救い

愛は 人を変えてゆく

自分自身を大切にするように


変わり続けるこの世界で

僕らは今日も生き続ける

そして いずれ帳尻は合うものだから

もう一度 僕らは歩き続ける


願い

2014年05月04日 00:36

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知識は必ずしも理解をもたらさないのだと知りました

純粋さは希望の核になる事も

力はどのように人に現れ
それを通じて働くのでしょう?

知識は理想と調和し一致すれは助けになり

さもなければ、かえって障害となり、呪いとなり、抜け出すことの難しい暗い落とし穴になります

しかし、どれだけ身を落とそうとも、人は、私欲を越えた何かを求めようとします

一編の歌が、ちょっとした親切が、一言のやさしい言葉が

祈りの言葉を人に言わしめるきっかけになります



私が知っている道を守り

私が歩んできた道を歩む


私を純粋にしてください

私を清めて下さい

私を初めに…徳に、理解に、あなたに戻して下さい


全ての重荷や絡み付く罪をかなぐり捨てて

自分に定められている競争を忍耐強く走り抜きたい


今日の学びと祈り

新月の晩

2014年05月03日 00:52

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新しく生まれる月がきらりと笑う

自分に微笑みを

あなたに微笑みを

おやすみなさい


信じる力が豊かになるところ

2014年04月30日 01:19

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心は利己的な愛から解放されると
信じる力で満ちて

真実は私達から恐れを捨てさせ
言葉は歩みを照す光となる

道が暗く、壁が高く越えがたい時にも
約束に留まる人を太陽は照す

肉体より、心こそ自由でありたい

皆に祝福が行き渡り
限り無い報酬がありますように

一人一人が願うことが実現し
徳と理解が私達に現れますように

傷つき、思い詰めている友に慰めと安らぎを
購い主の守りがいつも皆と共にありますように

       今日の学びと祈り




手放すこと

2014年04月29日 00:22

心のフォーカスが当たる場所

はじける笑顔

心のフォーカスがぶれた時

胸を刺す痛み

心のフォーカスを向けるから

どうか顔をあげて

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願い

2014年04月27日 11:35


知識は必ずしも理解をもたらさないのだと知りました

純粋さは希望の核になる事も

力はどのように人に現れ
それを通じて働くのでしょう?

全ての重荷や絡み付く罪をかなぐり捨てて
自分に定められている競争を忍耐強く走り抜きたい

私が知っている道を守り
私が歩んできた道を歩みます

知識は理想と調和し一致すれは助けになり
さもなければ、かえって障害となり、呪いとなり、抜け出すことの難しい暗い落とし穴になります

しかし、どれだけ身を落とそうとも、人は、私欲を越えた何かを求めようとします

一編の歌が、ちょっとした親切が、一言のやさしい言葉が
祈りの言葉を人に言わしめるきっかけになります

私を純粋にしてください

私を清めて下さい

私を初めに…徳に、理解に、あなたに戻して下さい



今日の学びと祈り


禁断

2014年04月27日 00:37

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秘密には人を支配する力がある

たとえ何でもない事だとしても

秘密になってしまうだけで 親密さは増し

心は高ぶって それを尊重し 守ろうとしてしまう


秘密には人を変える力がある

その大きさには関わらず 疑いを持たれ 

持っているに違いないと信用を失い

それを利用しようとする者が現れる



どんな人にもある秘密に

どんな価値があるのだろうか

私は瞳を閉じて考える


強くしてください

2014年04月25日 01:26

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私は水路で あなたは鏡


愛は時に無力で

蔑まれ

省みられないけれど

私達の理想は

私達を通して現れるから


共に働き

出来ると信じ

励ましの言葉を思い出そう?


わたしは決してあなたを離れず

あなたを捨てない


遥かかなたへの約束


月読

2014年04月23日 19:48

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流れる人波みの中で

突き上げるように去来する想い


過去はいつもずるいです 

昔の思い出は 記憶の中で美しいまま 時を重ねてゆける

だけど 未来はいつでも 儚く香るだけ


涙目で見上げる月の心は ただ澄んでいました


サンキライ

2014年04月20日 21:40


ぽとん ころん

青い実が落ちるたびに

かわいい音がする

無題

ぽとん ころん poton koron

リズムに合わせて 寝息が鳴った

すぅー きゅー


昔話

2014年04月20日 01:48

海にしずめた箱は

波に揺られて眠ります


朝が来ても起こされず

中身は誰も知らないの 


もしも 炙った魚に文字が浮かんだら

書き写しておいて下さい


SUN・SEA

2014年04月20日 00:28

潮騒に合わせて響き合い

交わされる会話は親密で

関係は唯一無二

触れ合い学び 成長したけれど

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僕はもう 誰の代わりにもならない 

海の遠鳴りを数えては

悲しみはそっと 外から見送ります





ある土曜日に

2014年04月19日 13:41

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風は無情な逆波を立てて

大きな空を走ってゆき


太陽は燃える恋の様で

私はそれについてゆく鳥になる


時が鋼の様に鳴り渡ったら

夢が生まれ落ちて歌いだす





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